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海外FXのローソク足分析について~テクニカル分析の基礎知識~

ローソク足はFXや株式、数多くの金融商品に使われるテクニカル分析指標です。

テクニカル分析指標の中で最も基本になるローソク足は、簡単に使える一方で知識を深めれば予想外に使えるものでもあります。

ローソク足の基本知識から応用知識まで身に着ければ、他のテクニカル分析指標を併用するときにも非常に役立つことを実感できるでしょう。

今回は、ローソク足を実践で使えるまで徹底的に解説。

初めてローソク足を用いて取引する人も今までなんとなくローソク足を見ていた人も必見の内容です。

当記事で学べる内容
  • ローソク足の基本知識
  • ローソク足の応用知識
  • ローソク足の見方
  • ローソク足の基本形
  • ローソク足をトレードで使う方法
  • ローソク足を使うときの注意点
目次

ローソク足とは?

ローソク足は、蝋燭と非常に似た形状ということから付けられた名称です。

FXだけでなく株式や貴金属、その他数多くの金融商品で使われているローソク足は、日本発祥のテクニカル分析指標のひとつとして世界中のトレーダーに人気を博しています。

ローソク足の役割は、一本のローソク足で一定期間の価格の推移を表すことです。

一本のローソク足を見るだけで当該期間の価格の流れが一目で理解できる優れものです。

また、設定する代表的な期間足には以下の名称や意味があります。

代表的な期間足
  • 「1分足」 1分で1本のローソク足を形成する
  • 「15分足」 15分で1本のローソク足を形成する
  • 「30分足」 30分で1本のローソク足を形成する
  • 「1時間足」 1時間で1本のローソク足を形成する
  • 「4時間足」 4時間で1本のローソク足を形成する
  • 「日足」 1日で1本のローソク足を形成する
  • 「週足」 1週間で1本のローソク足を形成する
  • 「月足」 1ヶ月で1本のローソク足を形成する
  • 「年足」 1年間で1本のローソク足を形成する

他にも3分足や12時間足等、複数のローソク足を設定できるぞ!

ただ、大半の取引プラットフォームで標準装備しているローソク足は上記に挙げた足になります。

ローソク足の見方

ローソク足の見方はとてもシンプルです。

初めてローソク足を見る人でもなんとなく理解できるくらいです。

とはいえ、以下の3つのポイントは絶対に覚えておく必要があります。

  1. 四本値
  2. 陽線と陰線
  3. 実体とヒゲ

いずれも簡単に理解できる内容ですが、ひとつずつ丁寧に解説していきましょう。

四本値

四本値とは、その名のとおり以下の4本の値について示したものです。

「始値」「高値」「安値」「終値」といった一定期間の時間における4つの価格のことをいいます。

四本値の特徴
  • 始値(はじめね) 期間の始まりに取引された価格。
  • 終値(おわりね) 期間中最後に取引された価格。
  • 高値(たかね) 期間中で最も高い価格。
  • 安値(やすね) 期間中で最も安い価格。

陽線(上昇)と陰線(下降)によって少し見方が違いますが、特に難しくありません。

四本値

高値はローソク足の天辺、安値はローソク足の底辺なのですぐ覚えられますね。

一方、始値と終値は少しややこしく感じたかもしれませんが、これも簡単です。

始値は左のローソク足の終値を確認、終値はローソク足形成の最後の部分です。

また、上記の画像では陰線(下降)のローソク足にヒゲがないので終値と安値が同じです。

他にも始値と高値が同じだったり始値と安値が同じだったり終値と高値が同じだったりするケースもあります。

覚えてしまえば一目見るだけで理解できるのでここでつまずく必要はないぞ!

頑張って覚えます!!!

陽線と陰線

陽線と陰線

陽線と陰線のローソク足は、以下のように覚えれば簡単です。

  • 「陽線」 上昇(買い方)が勝ったローソク足
  • 「陰線」 下降(売り方)が勝ったローソク足

陽線にせよ陰線にせよ、ローソク足が長ければ長いほど勢力が強いことを示します。

当然、分足よりも時間足、時間足よりも日足といった具合に上位足であればあるほど今後のトレンドの方向性に影響力を与えます。

実体とヒゲ

実体とヒゲ

実体とヒゲの違いは、以下の点に着目してください。

  • 「実体」  ローソク足の長方形の部分
  • 「ヒゲ」  実体から上または下に伸びた線の部分

実体とヒゲであれば実体のほうが重視されるんだよ。

なるほど…ヒゲより実体重視ですね!

ヒゲは一瞬でもその価格に到達すれば形成しますが、実体は最終的に形成したローソク足なので強さに違いがあります。

ただ、ヒゲは現在の相場勢力を予測する存在でもあります。

たとえば、上に長く伸びたヒゲ(上ヒゲ)があれば、上昇勢力はあったがその価格帯の売り圧力が強かった、と考えられます。

その場合は、上記の画像左側のローソク群のように上ヒゲができても何度も上昇チャレンジする場合もありますし、あきらめて下降またはレンジ相場になることもあります。

どれにでもなるのかと思ったかもしれませんが、他のテクニカル分析指標を組み合わせたり別の通貨ペアの様子を見たりして、今後を予測した取引を行ったり様子見したりします。

このように実体とヒゲだけでも相場の状況はある程度読み取ることが可能です。

ローソク足の基本形

ローソク足の基本形は合計9種類です。

  1. 小陽線
  2. 小陰線
  3. 大陽線
  4. 大陰線
  5. 上陰陽線
  6. 上陰陰線
  7. 下陰陽線
  8. 下陰陰線
  9. 寄引同事線

ローソク足の基本形を覚えることでトレンド相場やレンジ相場を把握することにつながるので、ここでは個別に解説していきましょう。

小陽線

小陽線

陽線の中でローソク足の実体が短めの陽線を小陽線と言います。

小陽線は上昇とも下降とも判断しづらいですが、複数本出現すれば大陽線になり、上昇トレンド相場が発生することがあります。

小陰線

小陰線

陰線の中でローソク足が短めの陰線を小陰線と言います。

小陽線と同様に小陰線だけではトレンド相場にもレンジ相場にもなりますが、複数本出現後に大陰線、そして下降トレンドに移行することがあります。

大陽線

大陽線

大陽線はローソク足の実体をほぼ陽線で占めている状態です。

上昇トレンド相場で頻繁に見られ、大きく上昇していることから買い圧力の強さをうかがえるローソク足です。

大陰線

大陰線

大陰線はローソク足の実体をほぼ陰線で絞めている状態です。

下降トレンド相場で頻繁に出現し、大きく下落していることから売り圧力の強さを把握できるローソク足です。

上陰陽線

上陰陽線

上陰陽線は、陽線の実体に対して上ヒゲがあるローソク足です。

高値よりも終値が低く、上昇勢力がある一方でその価格帯に売り圧力が強いことを示します。

トレーダーは一旦様子見して取引を控えたほうが無難です。

上陰陰線

上陰陰線

上陰陰線は、陰線の実体に対して上ヒゲがあるローソク足です。

買い圧力があったものの売り圧力に押された形になり、下降トレンドに写りやすい状態です。

売り圧力が強いことを示しているので、上昇トレンド中に発生したときは下降トレンドの初動に乗れるチャンスでもあります。

下陰陽線

下陰陽線

下陰陽線は、大きな下ヒゲのある陽線です。

一度大きく値下がりしたあとに大きく上昇した状態で、買い圧力の強さをうかがえます。

下降トレンド発生時に下陰陽線が出現すると上昇トレンドの相場転換になり、初動に乗れるチャンスでもあります。

下陰陰線

下陰陰線

下陰陰線は、大きな下ヒゲのある陰線です。

始値から一度大きく値下がりしたものの最後は始値を下回ったローソク足です。

下陰陽線と比較すれば買い圧力はそこまで強くないですが、下降トレンド発生時に出現すると上昇トレンド転換の初動に乗れる可能性が高いです。

寄引同事線(十字線)

十字線

始値と終値に差がほぼなく、十字架のようなローソク足を寄引同事線または十字線と言います。

買い圧力も売り圧力も均等なので上昇も下降も強くありません。

トレーダーも様子見してトレンド発生まで待機したほうが無難です。

ローソク足が活きるトレード手法

ローソク足を活かしたトレード手法を紹介します。

  • 過去の上陰陰線を元にしたトレード手法
  • 相場急変後の逆張りトレード手法
  • 複数のヒゲが出現したときのトレード手法

それでは、個別にトレード手法を解説していきましょう。

過去の上陰陰線を元にしたトレード手法

過去の上陰陰線を元にしたトレード手法

過去のチャートで上陰陰線が発生した下降トレンドが発生していた場合のトレード手法です。

画像でも過去に上陰陰線が出現したのちに下降トレンド発生、再び上昇してきたところでしばらくレンジ相場を続けますが、最終的に下降トレンドを築いています。

「上陰陰線=売り圧力が強くなった価格帯」というローソク足の見方の知識があればすぐにトレードに取り入れられる手法なのでぜひ活用してみてください。

相場急変後の逆張り手法

相場急変後の逆張り手法

大陰線が発生したのちに下陰陽線が発生したときは、その価格帯に強い買い圧力があることをうかがえます。

逆に大陽線が発生したのちに上陰陰線が発生した際も同じさ。

画像では赤い線の部分に強い買い圧力が発生したことがわかります。

この場合、赤い線の辺りに損切りを設定して、下陰陽線が完成した時点で買いエントリーします。

「下陰陽線=買い圧力が強い」という根拠に加え、損切りポイントも簡単に決められるのです!

特にFX初心者は損切りポイントの設定を迷いがちなので、わかりやすい手法になります。

初心者向けの手法ね!

複数のヒゲが出現したときのトレード手法

複数のヒゲが出現したときのトレード手法

画像のように何度も下ヒゲ(または上ヒゲ)が発生しているときは、底(または天井)の固さを示しています。

このような場合、売り勢力(または買い勢力)があきらめると逆方向に大きなトレンドが発生しやすいです。

また、損切りポイントの設定もヒゲが発生した辺りに置いておけば、大きなリスクになりません。

結局のところトレンドが発生する有無に絶対はないので、あくまで根拠を持って予測をしたうえで最悪の事態(予測が外れたとき)に備えて損切りポイントを設定する、ということが勝ち組トレーダーへの第一歩です。

勝ち組トレーダーに私はなるっ!

ローソク足を使うときの注意点

ローソク足は相場状況を判断することに優れていますが、万能ではありません。

ローソク足を過信して取引を続けてしまうと失敗してしまう可能性があります。

たとえば、代表的なローソク足の注意点を紹介しましょう。

  • 窓開け
  • 長すぎるローソク足
  • 同じ足のローソク足だけで取引する

窓開けに注意

ローソク足は金曜日の終値と月曜日の始値が異なる場合があります。

  • 重要経済指標等で金曜日と月曜日のローソク足以外でも起こります。

たとえば、土日に通貨ペアが大きく動く要因(例:要人発言等)があれば金曜日の終値とは大きく乖離して月曜日の始値のローソク足が作られます。

このようにローソク足が乖離した状態を窓開けと呼びます。

窓開けした場合、基本的に窓埋めといって金曜日の終値まで戻る確率が高いですが、かならずしもそうなるとは限りません。

特にFXに慣れていないトレーダーは窓開けした際には取引を控えたほうが無難でしょう。

私は初心者だから特に注意したほうが良さそうね…

長すぎるローソク足に注意

異常に長いローソク足を見つけたときは、注意する必要があります。

たとえばですが、異常に長い陽線を見つけたときに「買い勢力が強いから上昇トレンドになる」と判断してしまうと失敗する可能性があるのです。

なぜなら異常に長いローソク足は「予期せぬことが市場に発生した」ケースが多いです。

予想外の要人発言や重要経済指標が市場予想より乖離していた、というケースです。

通常の長いローソク足であれば売買勢力の予測に使えますが、明らかに異常に長いローソク足を見つけたときは取引を控える等して注意してください。

同じ足のローソク足だけでの取引は要注意

ローソク足は、代表的な1分足~月足まで複数本あります。

一本のローソク足だけ見て取引してしまうと失敗する確率が高まるぞ

たとえば、1分足でトレンドが発生していても1時間足ではレンジ相場ということは頻繁に起こり得ることですし、もちろん1時間足でトレンドが発生していても日足ではレンジ相場ということもあります。

基本的にローソク足は上位足のほうが強い傾向にあります。

ただし、均衡していた価格はいつか崩れ、下位足から順にトレンドが発生していくこともある為、下位足にせよ上位足にせよ一本のローソク足だけで取引することは注意しなければなりません。

まとめ

今回は、ローソク足の基本から応用まで詳しく解説してきました。

ローソク足は、一目見るだけで相場の勢力を判断できる優れたテクニカル分析指標です。

単独のローソク足だけでも使えますし、複数のローソク足を見て相場を判断することもできます。

それでは最後にこのページで解説したローソク足の重要なポイントをまとめておきました。

おさらいの気持ちで確認しておいてください。

ローソク足の要点
  • ローソク足は1分足から月足まで複数足がある
  • ローソク足は実体とヒゲがある
  • ローソク足は陽線と陰線がある
  • ローソク足の長さで勢力を判断できる
  • ローソク足は単独でも複数でも相場分析に使える
  • ローソク足以外のテクニカル分析指標を使えばより取引の精度が上がる

ローソク足は取引プラットフォームで設定すればチャート上に表示できるので、興味を持った方はすぐに表示してローソク足を参考に取引をしてみてはいかがでしょうか。

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