MENU

海外FXの禁止事項|知らなかったでは済まされない!規約違反の末路とは?

海外FXのほとんどの業者では、禁止事項が設けられています。

もしその禁止事項に触れてしまうと、ペナルティが課されることも多々あります。

禁止事項は「知らなかった」では済まされないのが現実です。

ですので、そうならないためにも当記事では、どのような取引が規約違反となるのかを徹底的に解説しています。

禁止事項に気を付けて、モラルのあるトレードを行いましょう!

目次

海外FXに禁止事項が存在する理由

海外FX会社のほとんどは追証なしのゼロカットシステムを導入しています。

海外FX業者で取引をする場合の大きなメリットとして挙げられるのも、そのハイレバレッジですよね?

ゼロカットシステムの仕組みとしては、仮に相場の急変で口座残高以上の負債を出してしまった場合でも、

  • トレーダーが抱える負債は口座残高まで
  • それ以上のマイナスとなった分は海外FX会社が補填

という仕組みになっています。

しかし、当然それを悪用する人も出てきてしまうわけです…

そのため、多くのFX業者は取引をするうえでの禁止事項を設けています。

ゼロカットを悪用して、損失を限定して利益を伸ばすような取引だとFX会社は不利益を被ってしまうからね…

そんなことをしたら会社の運営と今後のサービスの提供に悪影響を与えてしまいますね

そう!だから、海外FX会社は特定のトレード禁止事項を設けているんだ!

禁止行為にご注意を

海外FX業者で禁止されている取引の方法について5つピックアップしました。

  • 裁定取引【アービトラージ】
  • 遅延やレートエラーを狙った取引
  • ハイレバレッジでの経済指標発表時の取引
  • ボーナスを悪用した取引
  • 週明けの窓狙い取引

意図的に行うのはもちろんダメですが、知らず知らずのうちにやってしまわないように注意してください。

業者側も、禁止事項には周到に目を光らせています。

裁定取引【アービトラージ】

裁定取引はアービトラージとも呼ばれます。

裁定取引といわれる取引手法は禁止されています。

同じ通貨ペアでもFX会社によってトレーダーに提示される売買価格には微妙な差が生じます。

裁定取引とは、複数のFX会社において一時的な同一通貨ペアの提示価格の乖離が発生した際に

価格の高い業者で売り、価格の安い業者で買い、レートが縮小した時に決済して利益を獲得する手法です。

ちなみに、裁定取引には、以下の3つのような種類があります。

  1. 他業者間での両建て取引
  2. 複数口座での両建て取引
  3. グループ内での裁定取引

他業者間での両建て取引

他業者間での両建て取引

Aという業者では買いを、Bという業者では売りのポジションを持つような取引です。

A業者で損失をしても、B業者で利益を確定させれば、お客様の得になります。

複数口座での両建て取引

海外FX業者は、1つの業者で同時に複数の口座を保有できることが多いです。

例えば口座αではドル円買いを、口座βではドル円売りのポジションを1万円ずつ持ったとします。

為替市場がドル安円高に大きく動くと、口座αではお客様は大損をしますね。

しかし、ゼロカットシステムによって、口座αの損失は1万円に抑えられます。

反対方向に動いたほうの口座はゼロカットシステムにより損失が限定されますが、順方向に動いたほうの口座は損失額を上回る利益UPの可能性があり、その場合トータルで利益を残すことができます。

トレーダーは、ほぼノーリスクで利益を丸ごと獲得したことになってしまうのです。

このような海外FX会社のゼロカットシステムを悪用する手法はFX会社の不利益となるため禁止されています。

グループ内での裁定取引

友人や家族と結託して、上記のような取引をする場合に禁止事項に該当します。

どんな方法かはわからないけど意外とバレるんだよな~これが…

遅延やレートエラーを狙った取引

アクセスが集中して接続が遅れた場合や、サーバーのエラーによってレートの表示が滞った場合を狙った取引も禁止です。

こうした状況で利益が出たとしても、すべて没収されます。

ハイレバレッジでの経済指標発表時の取引

経済指標が発表される時など、為替相場の大幅な変動を見こして、ハイレバレッジで取引をすることは禁止されています。

トレーダー自身が多大な損失を出してしまう危険性もあり、ゼロカットシステムの悪用と解釈されてしまうこともあるので注意してね

ちなみに、業者によっては対策のため経済指標の発表時にはレバレッジに制限をかけているケースも多数存在します。

ボーナスを悪用した取引

多くの海外FX業者は、新規に口座を開設するお客様に高額なボーナスを設定しています。

口座開設ボーナスを利用して、裁定取引のような行為をすることは禁じられています。

登録時のボーナスをそのまま換金することも規約違反と見なされます。

ちなみに、家族名義、友人名義など他人名義のアカウントを利用してボーナスを複数回受け取る行為も発覚した場合はも規約違反となりますのでご注意ください

週明けの窓狙い取引

金曜日の終値と月曜日の始値との間で、FXのレートに差が出ることを、「窓開け」といいます。

一方、窓開けは次第に上昇または下降して落ち着いていくのですが、これは「窓埋め」と呼ばれるものです。

レートの動きが把握しやすい窓開け・窓埋めを狙った取引も禁止事項に該当することがあります。

海外FX業者別の禁止事項をご紹介

海外FX業者の中には、それぞれ独自の禁止事項を設けている業者も存在します。

全部が全部、同じ禁止事項を設けているわけではないので、業者ごとにしっかりと禁止事項をしらべて取引をするようにしましょう。

XM独自の取引禁止事項

xmホームページ

XMにはロイヤルティプログラムというシステムが存在します。

トレードごとにXMPというポイントが加算され、累積したポイントは取引口座にクレジットとして加算することができます。

XMPはスタンダード口座またはマイクロ口座でポジションを10分間以上保有した場合に付与されますが、このXMPを稼ぐためだけの目的でトレードを繰り返すことは禁止されています。

また、家族名義など他人名義の口座を利用して、複数のアカウントでXMPを受け取る行為も禁止です。

≫XMTradingの公式ホームページはコチラ

Gemforex独自の取引禁止事項

gemforexホームページ

Gemforexでは、

  1. 短期間の大きいロット(5分間で10ロット以上が目安)での取引では事前連絡必須
  2. スキャルピング系EAなどサーバーに負荷を掛けるEAの利用の禁止
  3. ノースプレッド口座でのスプレッド0.0pipsのタイミングのみを意図的に狙った利用の禁止

という規約があります。

スキャルピングに関するルール

但し、お客様からのお口座から発生するメッセージが膨大な量となり、当社サーバーの執行能力に支障があると担当部門で認められます場合には、一旦取引停止となる場合がございます。(中略)以前の事例となりますが、短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続したお取引を継続された結果、カバー先にて予告無く取引停止となり、該当取引分につきましてdeal cancelとなったケースがございました。(中略)極端な証拠金率における回転率と判断され、注文が入り難くなる場合もございます。

引用:GemForexーガイドライン

EA利用に関するルール

EAをご利用の場合、EAのロジック(売買戦略)によっては、予告なくカバー先からのEA利用(自動売買)の一時、もしくは継続しての停止措置が執行される場合がございます。特にスキャルピングEAにつきましては、執行となってしまう可能性が高くございますので、ご理解を頂きました上でご利用をいただきますようお願い致します。

引用:GemForexーガイドライン

ノースプレッド口座について

GEMFOREXは、ノースプレッド口座とは言え、スプレッド0.0pipsのタイミングのみを意図的に狙ったご利用をお断りしており、平均的にご利用頂けるお客様のみのご利用とさせて頂いております。また、ノースプレッド口座でのスキャルピングのルールとして、短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続したお取引を頂く可能性がある方は事前にご連絡を頂き、弊社よりカバー先に許可を取らせて頂く必要がございます。

引用:GemForexーガイドライン

ガイドライン

短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続した取引を行われる可能性がある場合は、事前にご連絡を頂きますようお願い申し上げます、事前連絡がない場合、カーバー先金融機関から取引停止処置が行われる場合がございます。

引用:GemForexーガイドライン

以上の禁止行為を行うとアカウント停止処分が下されますのでご注意ください。

≫GEMFOREXの公式ホームページはコチラ

HotForex独自の取引禁止事項

hotforexホームページ

HotForexにもXMと同様にロイヤルティプログラムが存在し、トレードごとにHotForex バーというポイントが加算されるお得な仕組みになっています。

家族名義など他人名義の口座を利用して複数の口座でHotForex バーを獲得していることが発覚した場合、HotForex バーは没収されます。

≫HOTFOREXの公式ホームページはコチラ

LandFX独自の取引禁止事項

landFXホームページ

LandFXでは、サーバーに負荷をかけるという理由から高速・高頻度の取引が禁止されています。

すべてのサーバーの容量は限られており、多くの人が使用するため、Landprime Ltd.のサーバー、またはLandprime Ltd.のサーバーに接続されているネットワークに損傷を与えたり、負担をかけたりする可能性のある方法でLandprimeLtd。のサイトを使用しないでください。Landprime Ltd.サイトは、他の当事者によるLandprimeLtd。サイトの使用を妨げるような方法で使用しないでください。

LandFXのトレード規約

どの程度の取引が高速・高頻度の取引かの基準はLandFXの裁量次第ですが、LandFXは取引違反に厳しい対応を取るため、スキャルピングやスキャルピングを行うEAの稼動は行わないほうが良いです。

10.Land‐FXは当ボーナス口座に対し故意過失を問わず、乱用又は取引違反が見受けられた利用者の利用停止及び口座凍結などの措置を事前の通知をせず行えるものとします。禁止行為の有無についての判断は、当社が行うこととし利用者に対するその内容・根拠の説明・照明を要しないものとします。特に下記に表示する取引にはご注意ください

※そのほかの規定や禁止行為に関してはCusutomer Agreement(約諾書)を熟読し同意してください。

  • 複数業者間での両縦取引及び疑わしい取引
  • 当社複数口座での両縦取引及び疑わしい取引
  • 特定グループ内での両縦取引及び疑わしい取引
  • 提供サービスやシステムの欠陥を利用した悪質とみなす取引
LandFXのトレード規約

≫LAND-FXの公式ホームページはコチラ

海外FXで規約違反をするとどうなる?

では、実際に規約違反を行ったトレーダーはどうなるのでしょうか?

海外FX業者ごとに対応は異なりますが、デメリットしかないと考えて頂いて問題ないです。

考えられる基本的な罰則としては、以下のようなものがあります。

出金拒否

口座が凍結され、場合によっては凍結された口座の利用が一生できなくなってしまいます。

禁止事項によって得た利益もすべて没収されてしまいます。

アカウント停止

業者との取引が停止されます。

海外FX業者の多くは不正に敏感なため、他のアカウントでの再利用も困難です。

ブラックリスト掲載

非常に悪質であると判断されたお客様は、ブラックリストに掲載される恐れもあります…

複数の業者との取引が拒絶され、海外FX取引そのものが利用できなくなるかもしれません。

クレジットカードやローンみたいに厳しいのね…

まとめ

海外FX業者は、さまざまな禁止事項を設定しています。

禁止事項のすべてが業者の損害を防止し、公正な取引をうながすためのものです。

悪質なお客様は排除されても仕方がありませんが、うっかり禁止事項に触れてしまうこともありますよね?

しかし、その際知らなかったでは済まされないのが現実です。

利用予定の海外FX業者の禁止事項は必ず事前に確認しておきましょう。

海外FXは、魅力的なメリットを多く備えています。

公正なトレードを心がければ、あなたの心強い味方になってくれることは間違いありません。

2023年4月限定キャンペーンのお知らせ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次